タイアップ広告で企業ブランドを強化する方法とは?
企業向けの効果的なプロモーション方法に「タイアップ広告」というものがあります。
タイアップ広告とは、複数の企業が共同で商品やサービスのプロモーションを行う広告手法です。単独で行うよりも大きな宣伝効果が期待でき、費用対効果の向上、新規顧客の獲得、ブランドイメージの向上といったメリットがあります。
しかし、ただ闇雲にタイアップ広告を実施しても、期待通りの成果は得られません。
この記事では、そんな「タイアップ広告」について、ソフトバンクホークスの事例を用いながら紹介していきます。
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目次[非表示]
- 1.タイアップ広告とは?
- 2.タイアップ広告のメリットとデメリット
- 3.タイアップ広告の種類
- 3.1.商品タイアップ
- 3.2.メディアタイアップ
- 3.3.イベントタイアップ
- 3.4.オンラインタイアップ広告
- 3.5.オフラインタイアップ広告
- 4.福岡ソフトバンクホークスのタイアップ広告展開例
- 4.1.選手を起用したタイアップ広告①
- 4.2.選手を起用したタイアップ広告②
- 4.3.ホークスとコラボしたキャンペーンの実施
- 4.4.イベントとのタイアップの例
- 5.まとめ
タイアップ広告とは?
タイアップ広告とは、企業とメディア(出版社、ウェブサイト、テレビ局など)が協力して行う広告のことです。通常の広告とは異なり、メディアのコンテンツに自然に溶け込むように設計されているため、読者や視聴者は広告と感じることなく情報を受け取ることができます。
タイアップ広告のメリットとデメリット
大きな宣伝効果が期待できるタイアップ広告ですが、以下メリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを理解し、企業にあったタイアップ広告を行うことが重要になります。
メリット
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読者や視聴者へ自然な形で情報提供ができる点
記事や動画コンテンツの中に自然に溶け込む形で広告が掲載されるため、読者や視聴者は広告と感じることなく情報を受け取ることができます。
たとえば、特定の商品を使った料理レシピを紹介する記事などで、紹介するといった形です。これにより、押しつけがましい印象を与えずに商品やサービスの魅力を伝えることができます。
広告への抵抗感を減らせる点
コンテンツの一部として提供されるため、通常の広告よりも抵抗感が少なく、受け入れられやすい傾向があります。
コンテンツを楽しんでいるうちに自然と広告情報に触れるため、広告に対する心理的な障壁が低くなります。メディアの信頼性を活用できる
メディアの信頼性を活用することで、広告効果を高めることができます。
自分が信頼しているメディアが紹介する商品やサービスに対して、一定の信頼感を抱きます。そのため、メディアの権威性や信頼性が、広告の説得力を高める役割を果たします。
デメリット
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費用が高額になる場合がある点
影響力のあるメディアや、大規模なキャンペーンを展開する場合、費用は高額になることがあります。制作費用に加えて、メディアへの掲載料やインフルエンサーへの報酬などが発生するため、予算をしっかりと検討する必要があります。
効果測定が難しい場合がある点
ブランドイメージの向上や認知度の向上といった、数値化しにくい効果を狙う場合が多いため、効果測定が難しい場合があります。
適切なKPIを設定し、多角的な視点から効果を分析することが重要です。
タイアップ広告の種類
タイアップ広告には様々な種類がありますが、主な種類は以下の通りです。
商品タイアップ
企業の商品やサービスと、他社のコンテンツ(キャラクター、イベント、メディアなど)を組み合わせた広告です。限定商品、コラボグッズ、ノベルティなどがこれにあたります。それぞれの顧客層に訴求することで、相乗効果を狙います。
メディアタイアップ
特定のメディア(テレビ番組、映画、雑誌、ウェブサイトなど)と連携した広告です。番組内で商品を紹介したり、ウェブサイトにバナー広告を掲載したりするなどが含まれます。メディアの持つ影響力を活用して、認知度向上や販売促進を図ります。
イベントタイアップ
イベントと連携した広告です。イベントのスポンサーになったり、イベント会場でサンプリングを行ったりするなどが含まれます。
さらに、これらのタイアップ広告は、オンラインとオフラインの両方で展開されることが多く、それぞれ下記のような特徴があります。
オンラインタイアップ広告
ウェブサイト、ソーシャルメディア、動画サイトなどを活用した広告です。ターゲティング精度が高く、効果測定が容易であるというメリットがあります。
例:バナー広告、動画広告、SNS広告
オフラインタイアップ広告
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、イベントなどを活用した広告です。幅広い層にリーチできるというメリットがあります。
例:テレビCM、新聞広告、交通広告
どのタイアップ広告が効果的かは、ターゲット層、予算、目的などによって異なります。それぞれの特性を理解し、最適な方法を選択することが重要です。
福岡ソフトバンクホークスのタイアップ広告展開例
ここからは、ソフトバンクホークスのタイアップ広告展開例を紹介します。
選手を起用したタイアップ広告①
株式会社三陽
アジフライの製造規模国内トップクラスの株式会社三陽様では、山川穂高選手をイメージキャラクターとしてCMを制作しテレビやホークスビジョンで放映されています。
選手がパフォーマンス時に披露するポーズやセリフなどをキャッチコピーとして取り入れることで、視聴者の印象に残るCMとなり、ブランド認知向上に期待ができます。
選手を起用したタイアップ広告②
昭和建設株式会社
昭和建設株式会社様では、2011年から企業のイメージキャラクターとして、ホークスの選手を起用しています。 2025年からは近藤健介選手と栗原陵矢選手をイメージキャラクターに起用、タイアップCMがテレビで放映され、みずほPayPayドームでもホークスビジョンにCMが放映されました。ホークスの選手をイメージキャラクターを起用することで、ブランドイメージの向上や認知度向上といった効果が期待できます。
ホークスとコラボしたキャンペーンの実施
株式会社LAV(博多もつ鍋おおやま)
「博多もつ鍋おおやま」を展開する株式会社LAV様では、ホークスが日曜日に勝利した翌日の月曜日に、もつ鍋を公式通販サイトでご購入いただいた方に「追加もつ」を400gプレゼントするキャンペーンを実施しています。
このようなプレゼントキャンペーンでは、集客効果の向上やブランドイメージの向上といった効果が期待できます。
イベントとのタイアップの例
スカパーJSAT株式会社
ホークスの春季キャンプとスプリングトレーニングの命名権(ネーミングライツ)をスカパーJSAT株式会社と締結して、春季キャンプの全日程の中継をスカパー!「スポーツライブ+」にて生中継しました。その他にも「じゃないほうカメラ」という名称で、メイン中継とは別視点のAIカメラを用いて、別視点でのキャンプの様子を届けたりなど、多彩な放映でキャンプを盛り上げ、ファンの興味を引きました。
このように、社名を冠したイベントとタイアップすることで、ブランドイメージの向上や商品の販売促進などの効果が期待できます。
まとめ
この記事では、タイアップ広告について以下の内容を解説しました。
・タイアップ広告とは?
・タイアップ広告のメリットとデメリット
・タイアップ広告の種類
・ソフトバンクホークスのタイアップ広告展開例
冒頭にも紹介していますがタイアップ広告は、単独で行うよりも大きな宣伝効果が期待でき、費用対効果の向上、新規顧客の獲得、ブランドイメージの向上といったメリットがあります。
しかし闇雲にタイアップを行ってもデメリットの方が大きくなり、宣伝効果がでない場合もあります。
企業にあったタイアップ広告を行い、効果的なプロモーションを行っていきましょう。
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