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スポーツスポンサーとは?企業が得られるメリット・活用方法・成功事例17選

※2026年6月29日更新

「自社の認知度をもっと高めたい」「新しい顧客層にアプローチしたい」「地域社会に貢献しながら企業ブランドを強化したい」。このような企業のマーケティング課題を解決する強力な手法として、いま改めて注目されているのが「スポーツスポンサー」です。

しかし、「興味はあるけれど、具体的にどんなメリットがあるのか分からない」「費用相場や仕組みが不透明で一歩を踏み出せない」という担当者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、スポーツスポンサーの基本定義や、スポンサー企業が得られるメリット、費用相場を分かりやすく解説します。さらに、福岡ソフトバンクホークスにおける具体的な活用事例や権益の形もご紹介します。

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・オフィシャルスポンサーとは?企業が得られる特典と権益
・スポーツスポンサーシップを活用したアクティベーションと実践のステップ

目次[非表示]

  1. 1.新たな価値を生み出す“スポーツスポンサー”とは
  2. 2.スポンサー企業がスポーツに協賛するメリット
    1. 2.1.スポーツスポンサーの主なメリット
  3. 3.スポーツスポンサーが注目される理由
  4. 4.スポーツスポンサーの種類と費用相場
  5. 5.スポーツスポンサーで得られる効果と活用事例17選
    1. 5.1.①広告の掲出
      1. 5.1.1.【事例1】みずほPayPayドームのビジョンへの広告掲出
      2. 5.1.2.【事例2】みずほPayPayドームの外野フェンスへの広告掲出
      3. 5.1.3.【事例3】みずほPayPayドームの天井広告
    2. 5.2.②ユニフォームへのロゴ掲出
      1. 5.2.1.【事例4】選手ユニフォームへの広告掲出
    3. 5.3.③呼称権・球団ロゴ、キャラクターの利用
      1. 5.3.1.【事例5】福岡県看護協会のオフィシャルスポンサー契約
    4. 5.4.④冠協賛試合(ゲームデースポンサー)の開催
      1. 5.4.1.【事例6】青山商事株式会社の冠協賛の様子
    5. 5.5.⑤キャンペーンの実施
      1. 5.5.1.【事例7】株式会社イワタダイナースのキャンペーン例
    6. 5.6.⑥商品タイアップ
      1. 5.6.1.【事例8】球団キャラクターとコラボした限定パッケージ
      2. 5.6.2.【事例9】選手肖像を掲載したオリジナルグッズ
    7. 5.7.⑦販売促進(商品のプロモーション)
      1. 5.7.1.【事例10】来場者へのサンプル配布
      2. 5.7.2.【事例11】コンコースでの抽選会の実施
    8. 5.8.⑧命名権(ネーミングライツI
      1. 5.8.1.【事例12】三陽 アジフライBOXの命名権
      2. 5.8.2.【事例13】やまや めんたいこBOXの命名権
      3. 5.8.3.【事例14】やまやめんたいこ 6ゲートの命名権
      4. 5.8.4.【事例15】マルタイ棒ラーメンポール
    9. 5.9.⑨スーパーボックス(VIPルーム)の使用
      1. 5.9.1.【事例16】顧客へのおもてなしとしての利用
    10. 5.10.⑩スポーツを通じたCSR活動(地域貢献活動)への参画
      1. 5.10.1.【事例17】運動の楽しさで、子どもの健全育成を支える「ベースボールキッズ」
  6. 6.スポーツスポンサーに関するよくある質問
    1. 6.1.Q. スポーツスポンサーと「タイアップ」や「広告」の違いは何ですか?
    2. 6.2.Q. 費用は最低いくらからスポンサー企業になれますか?
    3. 6.3.Q. スポンサーシップの「アクティベーション」とは何ですか?
  7. 7.まとめ

新たな価値を生み出す“スポーツスポンサー”とは

そもそも「スポンサー(Sponsor)」とは、テレビ番組やイベント、スポーツチームなどの活動に対して、資金や物資・サービスを提供して支援する企業や団体のことを指します。

その中でもスポーツスポンサーとは、企業が特定のスポーツチーム、プロアスリート、競技団体、あるいはスポーツイベントに対して支援(協賛)を行い、その対価として自社のマーケティングや営業活動に活用できるさまざまな「権益(権利)」を得る仕組みのことです。

▼スポーツスポンサーの仕組み

スポーツスポンサーの仕組み

スポンサー企業がスポーツに協賛するメリット

企業がスポーツスポンサーになることには、大きなメリットがある反面、事前に理解しておくべき注意点(デメリット)もあります。客観的な視点からそれぞれを解説します。

スポーツスポンサーの主なメリット

  • メリット①|圧倒的な認知拡大とブランドイメージの向上

    メディア露出やスタジアムでの看板掲出により、短期間で数万人〜数百万人へのアプローチが可能です。また、スポーツが持つ「誠実」「情熱」「挑戦」「クリーン」といったポジティブなイメージを自社ブランドに重ね合わせることができます。

  • メリット②|地域社会への貢献とエンゲージメント強化

    地元に根差したプロスポーツチームを応援することで、地域住民や自治体との絆が深まり、地域密着型ビジネスの基盤を強固にできます。

  • メリット③|インナーブランディング(福利厚生・採用)への活用

    「自社が応援しているチーム」があることは、従業員のエンゲージメントを高め、社内の一体感を生み出します。また、就職活動中の学生に対する企業知名度やイメージの向上(採用活動への好影響)にもつながります。

  • メリット④|BtoBビジネスにおける営業フック(ホスピタリティ)

    後述する「VIPルーム」や「観戦チケット」を活用することで、重要な取引先や顧客を招待し、強固な関係性を築く(接待・ホスピタリティ)ことが可能になります

スポーツスポンサーが注目される理由

スポーツスポンサーに注目される理由には、スポーツが持つ価値と企業が持つリソースを融合させることによるアクティベーションの活発化が挙げられます。
 
スポーツは、プレイする・見る・応援する(支える)といった要素で構成されており、これらを取り巻く多種多様なスポーツコンテンツが存在します。

※アクティベーション:スポンサーシップ契約で得た権益を企業活動に効果的に活用すること


▼スポーツコンテンツにおける3つの特性が構成する要素

スポーツコンテンツにおける3つの特性が構成する要素

画像引用元:スポーツ庁『新たなスポーツビジネス等の創出に向けた市場動向

これらのスポーツコンテンツには、主に3つの特性があります。

▼スポーツコンテンツの特性

特性

概要

エンターテインメント性

人々に興奮や感動、楽しさをもたらす

ハブ機能

関係企業や団体、異業種企業をつなぐ

情報発信力

スタジアムでの試合やテレビ中継、インターネット配信、チーム・選手のSNSなどを通じて一度に多くの人に情報発信を行う

企業がスポーツスポンサーになると、スポーツを取り巻くコンテンツやスポーツならではの特性をビジネスに効果的に取り入れられます。商品の宣伝や販売促進、ブランディング、社会貢献などに有効活用することが可能です。

近年では、スポンサーシップ契約で得られる権益の内容も多様化しており、広告の掲出やプロモーションだけでなく、マーケティング、ビジネスパートナーとのマッチングなどにも活用されています。

スポーツスポンサーを通じてアクティベーションに取り組むことにより、企業価値の向上や経営課題の解決にもなり得ると期待されます。

なお、スポーツスポンサーシップを活用したアクティベーションについては、こちらの記事をご確認ください。

スポーツスポンサーの種類と費用相場

スポーツスポンサーと一口に言っても、その種類や契約形態は多岐にわたります。一般的には以下のような種類に大別されます。

スポンサー契約の種類          

主な権利(権益)の内容

ユニフォームスポンサー           

ユニフォームへのロゴ掲出など、露出度が高いのが特徴。ユニフォームの袖・キャップ・パンツなど掲出位置によって料金が異なる。

スタジアム広告
(看板・ビジョン)

球場やスタジアム内のグラウンド看板壁面観客席大型LEDビジョンなどに広告を掲出。

冠協賛
(ゲームデースポンサー)

特定の1試合を「〇〇ナイター」のように冠イベントとして開催。始球式やノベルティ配布権などの権益を活用できる。

命名権
(ネーミングライツ)

施設などの名称に、企業が自社名やブランド名を関連付けて命名することができる権利。

契約内容や活用するアセット(権利・商材)によって費用感もさまざまであり、数十万円から実施できる手軽なものもあれば、数千万円から数億円規模に及ぶ大型契約まで存在します。

また、具体的な金額やプランは、競技(プロ野球、Jリーグ、Bリーグなど)やチームの規模、リーグ内での注目度によって大きく変動します。

スポーツスポンサーで得られる効果と活用事例17選

ここからは、実際にスポンサー企業となった場合に活用できる「具体的な権益の形」と、福岡ソフトバンクホークスとの契約における実際の活用事例をご紹介します。スポーツマーケティングを成功させるためのヒントとしてお役立てください。

①広告の掲出

スタジアム内のバックネット裏、外野フェンス、リボンビジョン(帯状のLED)などに企業ロゴや商品広告を掲出します。現地に足を運ぶ年間445万人(※2025年みずほPayPayドーム福岡の動員数)の観客だけでなく、テレビやネット配信、スポーツニュースを通じて全国の視聴者へも強力にアプローチできます。

【事例1】みずほPayPayドームのビジョンへの広告掲出

ビジョン広告の詳細はこちら

なお、球場広告の種類や活用法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【事例2】みずほPayPayドームの外野フェンスへの広告掲出

グラウンド看板広告の詳細はこちら

【事例3】みずほPayPayドームの天井広告

ドーム内看板・観客席広告の詳細はこちら

②ユニフォームへのロゴ掲出

選手のユニフォーム(胸、袖、ヘルメット、パンツなど)や、練習時に着用するウェアに企業ロゴを掲出します。試合中のメディア露出はもちろん、新聞やスポーツ誌の「掲載」としても残り続けるため、非常に高いブランディング効果と信頼性を獲得できます。

【事例4】選手ユニフォームへの広告掲出

【事例②】選手ユニフォームへの広告掲出

ユニフォーム広告については、こちらの記事で詳しく解説しています。

③呼称権・球団ロゴ、キャラクターの利用

チームの名前(呼称)や公式ロゴマーク、マスコットキャラクターなどを、自社の広告宣伝に使用できます。「〇〇チームの公式スポンサーです」と公に謳うことで、商品・サービスの信頼性を飛躍的に高めることができます。

【事例5】福岡県看護協会のオフィシャルスポンサー契約

福岡県看護協会のリリースはこちら

④冠協賛試合(ゲームデースポンサー)の開催

特定の試合を自社の冠試合として開催します。球場前での特設ブース設置、来場者にサンプリング配布、大型ビジョンを使ったオリジナルCMの放映、さらには自社関係者による始球式など、その日の試合を丸ごと自社のPRをさまざまな形で行うことができるインパクトの強い権益です。

【事例6】青山商事株式会社の冠協賛の様子

冠協賛(ゲームデースポンサー)の詳細はこちら

青山商事株式会社の導入事例については、こちらをご確認ください。

⑤キャンペーンの実施

観戦チケットを活用し、自社の販促キャンペーンを展開することも可能です。チームを応援するファンや、本拠地がある地域(ホームタウン)の住民に対して自社商品に興味を持ってもらうことで、最終的な購買行動の促進へとつなげられます。

※キャンペーンはオフィシャルスポンサー限定の権益となります。 

【事例7】株式会社イワタダイナースのキャンペーン例

【事例①】キャンペーン広告への選手肖像の活用

⑥商品タイアップ

ホークスの公式キャラクター・ロゴ・選手肖像を使用した商品やグッズなどを制作・販売できる権益です。

スポーツ大会・イベントに、ホークスのキャラクターを使ったオリジナルグッズや選手を活用した数量限定商品を制作することで、ファンへの訴求力を高められます。これにより、販売促進の効果が期待できます。

【事例8】球団キャラクターとコラボした限定パッケージ

【事例①】球団キャラクターとコラボした限定パッケージ

【事例9】選手肖像を掲載したオリジナルグッズ

【事例②】選手肖像を掲載したオリジナルグッズ

ライセンス契約の詳細はこちら

⑦販売促進(商品のプロモーション)

ホークスのホーム試合会場で販売促進としてプロモーション活動を行える権益が得られます。来場者への直接的なアプローチを行うことにより、認知の獲得や購買のきっかけになると期待できます。

また、ホークスファンやスポーツが好きな層の関心を惹くために、自社商品の購入者に対して抽選で観戦チケットをプレゼントするキャンペーンを実施することも可能です。

【事例10】来場者へのサンプル配布

【事例①】来場者へのサンプル配布

【事例11】コンコースでの抽選会の実施

【事例②】コンコースでの抽選会の実施

⑧命名権(ネーミングライツI

命名権(ネーミングライツ)は、スタジアムや施設に独自の名称を付与できる権益です。社名・商品名・ブランド名などを付与することで、スポーツの試合やイベントに訪れる来場者のほか、地域住民からの認知を広げられます。

また、テレビやWebサイトでイベントの情報が取り上げられたり、入場チケットに名称が印字されたりすることによる長期的な露出効果もあります。

福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップでは、みずほPayPayドームのゲートや座席、ファウルポールなどへの命名が可能です。

【事例12】三陽 アジフライBOXの命名権

株式会社三陽の導入事例については、こちらをご確認ください。

【事例13】やまや めんたいこBOXの命名権

【事例14】やまやめんたいこ 6ゲートの命名権

株式会社やまやコミュニケーションズの導入事例については、こちらをご確認ください。

【事例15】マルタイ棒ラーメンポール

【事例③】マルタイ棒ラーメンポール

命名権(ネーミングライツ)の詳細はこちら

⑨スーパーボックス(VIPルーム)の使用

みずほPayPayドームに完備されているような、スーパーボックス(VIPルーム)を利用できる権利です。ホスピタリティ空間で試合を観戦しながら、重要顧客との商談や接待を行うことで、BtoBビジネスにおける関係性をさらに深く構築することができます。

【事例16】顧客へのおもてなしとしての利用

スーパーボックス (VIPルーム)の詳細はこちら

なお、従業員から喜ばれる福利厚生やホークスのスポンサーシップを活用した制度については、こちらの記事をご確認ください。

⑩スポーツを通じたCSR活動(地域貢献活動)への参画

スポーツには、社会を動かす大きな可能性があります。スポーツ支援は、健全な社会の発展や人々の健康づくりに直接寄与するだけでなく、社会課題の解決やSDGsの達成にも深く貢献します。

また、この価値ある取り組みを広くPRすることで、貴社のブランド価値や認知度のさらなる向上へと繋がります。

【事例17】運動の楽しさで、子どもの健全育成を支える「ベースボールキッズ」

CSR活動の詳細はこちら

スポーツスポンサーに関するよくある質問

Q. スポーツスポンサーと「タイアップ」や「広告」の違いは何ですか?

A. 一般的な「広告」はメディアの枠を買い自社の宣伝を行う一方向の施策ですが、「スポーツスポンサー」はチームや選手との共同パートナーシップです。

単なるロゴ露出にとどまらず、チームの知的財産(ロゴ・肖像権)を自社商品に活用したり、社会貢献活動(CSR)を支援したりと、ストーリー性を持った多面的なマーケティング活動(アクティベーション)ができる点が大きな違いです。

Q. 費用は最低いくらからスポンサー企業になれますか?

A. 競技やチームの規模によって大きく異なります。契約内容や活用するアセット(権利・商材)によって費用感もさまざまであり、数十万円から実施できる手軽なものもあれば、数千万円から数億円規模に及ぶ大型契約まで存在します。

福岡ソフトバンクホークスでは、予算や目的に応じた柔軟なプランニングが可能です。
詳しくはこちらからお問合せください。

Q. スポンサーシップの「アクティベーション」とは何ですか?

A. アクティベーション(Activation)とは、スポンサー契約によって得た権利(権益)を、自社のビジネス成果につなげるために「具体的に活用する行動・施策」のことです。

「看板を出して終わり」にするのではなく、SNSでコラボキャンペーンを打つ、契約チケットで顧客を招待する、冠試合でサンプリングを行うなど、権利を『活性化』させる取り組みすべてを指します。近年のスポーツマーケティングにおいて最も重要視されている要素です。

まとめ

この記事では、スポーツスポンサーについて以下の内容を解説しました。

  • 新たな価値を生み出す“スポーツスポンサー”とは
  • スポンサー企業がスポーツに協賛するメリットとデメリット
  • スポーツスポンサーが注目される理由
  • スポーツスポンサーの種類と費用相場
  • スポーツスポンサーで得られる代表的な権益と活用事例17選

スポーツスポンサーは、企業が持つリソースを用いてスポーツの特性や価値をビジネスに有効活用できる手法として注目されています。

商品の宣伝やプロモーションの目的だけでなく、アクティベーションによる自社の価値向上、新たなビジネスの創出などにつながることが期待されます。

福岡ソフトバンクホークス』では、野球チームを応援するスポンサー企業を募集しております。アクティベーションを促進する多様なスポンサーシップの権益メニューを用意しているため、目的や経営課題に合わせた活用が可能です。

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