サイネージ広告とは?種類・メリット・効果的な設置場所を徹底解説【プロ野球の活用事例も紹介】

店舗や商業施設、スタジアムなどで取り入れられている広告媒体の一種に“サイネージ広告”があります。サイネージ広告は、既存の看板やポスターなどを用いた広告と比べて、動きのあるコンテンツで視覚的な訴求を行うことが可能です。
ブランド認知度の向上を考えている企業の経営者や担当者のなかには「サイネージ広告はほかの広告媒体と比べてどのような特徴があるのか」「どのような活用ができるのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、サイネージ広告の種類や特徴、設置場所別の活用方法、ホークスが取り扱う広告商材について解説します。
>おすすめの関連記事はこちら
・球場広告を掲載してPRを効果的に促進! 代表的な掲出場所の種類とは
・スポンサーシップとは?スポンサー契約を結んだ企業が期待できるマーケティング効果
目次[非表示]
サイネージ広告とは
サイネージ広告とは、ディスプレイに映像・画像・音声などのコンテンツを流す広告媒体です。交通機関や商業施設、店舗などのさまざまな場所に設置して、目的に応じた多種多様な活用ができます。
紙のポスターや従来の看板との最大の違いは、「動的なコンテンツ」を「リアルタイム」に配信できる点にあります。
主な活用目的
ブランディング
インパクトのある動画で認知度を向上販促・集客
店舗付近でキャンペーン情報を流し、入店を促進情報提供
施設案内やニュース、災害時情報の提供空間演出
スタジアムや商業施設での熱狂・雰囲気づくり
▼駅のサイネージ広告

企業のPR活動だけでなく、店舗や施設に関する情報提供を行ったり、映像・アニメーションを活用して魅力的な空間づくりをしたりする際にも活用されています。
サイネージ広告の種類と仕組み
サイネージ広告は、インターネットの接続有無やディスプレイの仕様によって主に4つの種類に分けられます。
▼サイネージ広告の種類
種類 | 特徴・メリット | 活用シーン |
オフライン型 | インターネットに接続せずにUSB等でデータを読み込む。通信費がかからず安価。 | 小規模店舗、単発イベント |
オンライン型 | インターネット経由で一括配信・差し替えが可能。即時性が高い。 | チェーン店、ニュース配信 |
半オンライン型 | 通常はオフライン、更新時のみネット接続。安定性が高い。 | 通信環境が不安定な場所 |
インタラクティブ型 | タッチパネルやセンサーでユーザーが操作。双方向の体験。 | 観光案内、体験型イベント |
なぜ今、サイネージ広告なのか?サイネージ広告の特徴とメリット
サイネージ広告には、従来の看板やポスターによる広告と比べて視認性が高く、狙ったターゲット層に向けて配信ができる特徴があります。
動きのあるコンテンツを配信できる
サイネージ広告では、スライド・動画・アニメーションなどを用いて動きのあるコンテンツを配信できます。音声によるナレーションや効果音、BGMを流して聴覚にもアプローチすることが可能です。静止する看板やポスターと比べて目にとまりやすくなり、広告の視認性を高められます。
また、映像と音声を使って多くの情報を分かりやすく魅力的に伝えられるため、理解の促進や興味関心の喚起につながると期待できます。
人間は「動くもの」に自然と目が向く習性があります。動画やアニメーション、BGMを組み合わせることで、静止画に比べて数倍の視認効果があると言われており、ブランドメッセージをより深く印象づけることができます。

特定のターゲット層に広告を展開できる
ターゲット層を絞って広告を展開できることも特徴の一つです。サイネージ広告は、ディスプレイに投影する仕組みとなるため、設置場所に応じて配信するコンテンツの内容を柔軟に変更することが可能です。
施設の利用者に合わせて情報発信を行ったり、ターゲット層が訪れる時間帯を狙ってコンテンツの内容を変更することにより、効率的に接点を創出できます。これにより、認知拡大や集客の促進を図れます。
「平日の朝は通勤客向けにビジネス系広告」「週末はファミリー向けにイベント広告」といった、時間帯や曜日による出し分けが容易です。場所(ジオグラフィック)と時間(デモグラフィック)を掛け合わせた精度の高い訴求が可能です。
▼みずほPayPayドーム内のコンコースの広告例①

▼みずほPayPayドーム内のコンコースの広告例②

なお、みずほPayPayドームの代表的な広告の掲出場所については、こちらの記事をご確認ください。
張り替え工数の削減と情報の鮮度維持
紙の広告とは異なり、印刷や張り替えのコスト・手間がかかりません。情報の更新がボタン一つで済むため、常に最新の情報を発信でき、機会損失を防ぎます。
【場所別】効果を最大化するサイネージ広告の活用シーン
サイネージ広告は、設置場所に応じてさまざまな活用方法があります。ここでは、4つの設置場所での活用例を紹介します。
①公共交通機関(駅構内・電車内)
駅構内や電車内などの公共交通機関にサイネージ広告を配信すると、多くの通行人に広告を見てもらえる機会を創出できます。公共交通機関は、通学・通勤でいつも同じ駅を利用する人が出入りすることから、エリアを限定したアプローチに活用できます。
例えば、特定のエリアに住む地域住民にPRを行いたい場合や、電車の路線上にある店舗・施設を宣伝したい場合などに有効です。サイネージ広告を配信する場所には、電車内にあるモニターや駅構内またはコンコースにあるディスプレイなどがあげられます。
▼公共交通機関におけるサイネージ広告の活用例
- 電車内のモニターで路線上にある店舗やクリニックの情報を配信する
- 観光客に向けて観光エリア付近にある店舗情報を配信する
- スタジアムやホールの最寄り駅でイベント情報を配信する など
②商業施設やホテル
商業施設やホテルでは、施設の訪問者に対して情報発信を行いたい場合にサイネージ広告を活用できます。イベント情報の提供や周辺にある施設の紹介などを行うことで、興味を持った人による集客の促進が期待できます。
また、エントランスにサイネージ広告を設置してインフォメーションとしての情報提供を行うことも可能です。
▼商業施設やホテルにおけるサイネージ広告の活用例
- 商業施設の通路で店舗のキャンペーン情報を配信する
- 店舗の入り口で新商品のPR動画を配信する
- ホテルのエントランスに外国語対応の施設案内を掲出する など
③病院・金融機関の待合室
待合室・待合場所でサイネージ広告を配信することも有効です。施設の待合室・待合場所では椅子に座っていることも多いため、長尺のコンテンツでも最後まで見てもらいやすいと考えられます。その施設に訪れる人や近隣住民を狙って情報発信を行いたい場合に有効といえます。
▼待合室・待合場所におけるサイネージ広告の活用例
- 病院の待合室でヘルスケアに関する商品情報を配信する
- 銀行の待合室で定額貯金や投資信託などの商品情報を配信する など
④スタジアム・大型ホール
「非日常の興奮状態」にある数万人の観客へ一斉にアプローチできるの場所。それがスタジアム・ホールなどの大規模施設です。 特に「みずほPayPayドーム」のようなプロ野球の本拠地では、試合展開に連動したリアルタイムな広告配信も可能であり、ファンの熱量とブランドを強く結びつけることができます。また、イベント内容から来場者の属性や関心を精度高く想定できるため、ターゲット層に最適化した情報発信が可能です。

▼スタジアム・大型ホールにおけるサイネージ広告の活用例
- イベント会場の出入り口で協賛企業の社名・ロゴをスライドで表示する
- 音楽ホールのコンコースで今月のイベント情報を掲載する
- 球場内のコンコースで商材のPR動画を配信する など
なお、福岡ソフトバンクホークスでは、スポンサー企業によるサイネージ広告の出稿メニューを多数用意しております。みずほPayPayドーム内や球場に隣接した施設『BOSS E・ZO FUKUOKA』への広告出稿により、知名度の向上を図れます。
▼みずほPayPayドーム内のコンコースの広告

▼BOSS E・ZO FUKUOKAのサイネージ広告

失敗しないサイネージ広告の導入ステップ
①目的の明確化
サイネージ広告において最も多い失敗は、目的が曖昧なまま「とりあえず動画を流す」ことです。まずは以下のいずれに重点を置くかを明確にします。
- 認知拡大(ブランディング)
店頭や街頭で社名やサービス名を知ってもらう。 - 販促・来店誘導「今だけ」「ここでしか買えない」を強調し、店舗へ足を運ばせる。
- 理解促進
静止画では伝わりにくい商品の機能や使い方を動画で解説する。目的が決まれば、追うべき指標(KPI)が決まります。 「放映回数」で満足せず、「QRコードの読み取り数」「クーポン利用率」「前年比の客数増」など、具体的な数字でゴールを設定しましょう。
②ターゲットに合わせた柔軟なターゲティング
デジタルサイネージの強みは、時間帯や場所によってコンテンツを瞬時に切り替えられる点にあります。
- 「場所」の選定
ターゲットがその場所を通る時に、どのような心理状態かを想像します。(例:駅なら「急いでいる」、スーパーのレジ横なら「手持ち無沙汰」など) - 「時間帯」による最適化
朝: 通勤・通学客向けに、手短に伝わるインパクト重視の内容。昼: 主婦やランチ層向けに、お得な情報やメニュー紹介。夜: 仕事帰りのビジネス層向けに、リフレッシュや自分へのご褒美。 - 環境連動
最近では、気温や天気に合わせて「暑い日は冷たい飲み物」の広告に自動で切り替えるような柔軟な運用も可能です。
③自社設置か広告枠の購入か
サイネージ広告を導入するには、主に2つの方法があります。
自社店舗に置くか、既存の広告枠(スタジアム等)を買うか。初めの導入であれば、既に集客力のある施設(スタジアムや主要駅)の広告枠を購入し、テスト運用することをおすすめします。
▼サイネージ広告の導入方法
- 自社の店舗・施設にサイネージ広告用の機器を設置する
- 事業者が販売する広告枠を購入する
自社の店舗・施設にサイネージ広告用の機器を設置する場合では、訪れた人への販売促進やインフォメーションを目的とするケースが一般的です。商材のPRやイベントの告知、店舗への集客などを目的とする場合には、設置場所・エリアなどを基に広告枠を購入して、自社のターゲット層へ戦略的なアプローチを行うことが有効といえます。
また、特定のスポーツ団体やイベントとスポンサーシップ契約を交わすことによって提供される広告枠に出稿する方法もあります。
スポンサーシップ契約については、こちらをご確認ください。
プロ野球のスタジアムにおけるデジタルサイネージ広告の活用事例
福岡ソフトバンクホークスの本拠地である「みずほPayPayドーム」のホークス戦動員数は、年間約289万人。
1試合あたり約4万人の来場者を誇るスタジアムのデジタルサイネージを通じて、膨大な数のファンに向けた効果的なPRが可能です。
事例①コンコース内のデジタルサイネージ
みずほPayPayドームでは、来場者が必ず通過するコンコースのデジタルサイネージへ広告を出稿いただけます。サイネージ付近にはテーブルが設置されているため、多くの来場者が足を止める「滞留時間」の長いスポットであり、確実な広告接触が期待できます。

事例②バックネットのデジタルサイネージ
みずほPayPayドームでは、バッターボックス背面のバックネットLEDへ広告を出稿いただけます。試合中、テレビ中継やインターネット配信の画面内に常に映り込むため、長時間の露出はもちろん、スポーツニュースのハイライト等での二次露出も期待できる、インパクトの強い広告媒体です。

事例③入場ゲートのデジタルサイネージ
みずほPayPayドームの入り口ゲートの柱には、大型のLEDサイネージが設置されています。静止画や動画で広告を掲出できるため、通りかかる来場者の目を強く引きつけることができます。

事例④スタジアム内のデジタルサイネージ
みずほPayPayドーム内には、迫力ある大型ビジョンが完備されています。試合前や試合中など、様々なシーンで活用されており、一度に多くの方々へダイレクトに情報を届けることができます。

まとめ
この記事では、サイネージ広告について以下の内容を解説しました。
- サイネージ広告とは
- サイネージ広告の種類と仕組み
- なぜ今、サイネージ広告なのか?サイネージ広告の特徴とメリット
- 【場所別】効果を最大化するサイネージ広告の活用シーン
- サイネージ広告の失敗しないサイネージ広告の導入ステップ
- プロ野球のスタジアムにおけるデジタルサイネージ広告の活用事例
サイネージ広告では、映像と音声による動きのあるコンテンツを配信できるため、静止する看板やポスターと比べて視認性の向上を図れます。また、設置場所や施設の利用者に合わせて情報発信を行うことにより、効率的に接点を創出できます。
商材のPRやイベントの告知、店舗への集客などを目的とする場合には、施設内の広告枠を購入したり、特定の団体とスポンサーシップ契約を交わしたりしてサイネージ広告を出稿することがポイントです。
『福岡ソフトバンクホークス』では、認知の拡大や販促活動、ブランディングなどに活用できる多種多様なスポンサーシップのメニューを用意しております。スタジアム内や関連施設でのサイネージ広告も取り扱っています。
詳しくは、こちらの資料をご確認ください。





