新規事業開発 部長 横山 裕二 様
企業概要:水産卸売業(単体)・水産業全般(グループ全体)
加工・養殖・漁業等の水産業全般や飲食店事業などを展開
従業員数:420名(グループ全体 2024年9月1日現在)
課題(契約当時):三陽の認知度向上、企業価値・付加価値の向上
株式会社三陽は福岡県福岡市に本社を置き、水産卸売業をメインに漁業、加工、販売、養殖、飲食など水産業に関わる事業を一気通貫で展開しています。
福岡ソフトバンクホークスとのスポンサー契約は、2023年の締結以来2シーズン連続で継続していただいており、みずほPayPayドームのバックネットLEDに広告を掲出しています。また、2024年からはホークスとタイアップしたみずほPayPayドームの新名物「鷹のアジフライ」も販売されました。
今回は、株式会社三陽のブランド価値向上をミッションとし、経営資源を生かした新たなビジネスモデルの構築に向けて飲食店事業などを担当されている新規事業開発部の横山様にお話を伺いました。
導入の背景
スポンサーシップを活用し自社の認知拡大につなげたいと考えた
ホークスとのタイアップを通じて企業価値の向上を目指した
導入の決め手
インパクトがある広告商材で出稿することで企業や商品の価値が高まる
導入後の効果
社内外でコミュニケーションの創出に貢献している
みずほPayPayドームの来場者に対し、自社商品との新たな接点を創出できている
元々BtoBの会社で一般にはあまり知られていなかったのですが、飲食店事業を展開するにあたり、消費者に社名を知ってもらいたいと考えていました。
また、水産業自体は若い人が入りにくい業界の印象があるため、将来のために新しい人材を確保する必要があると考えており、社名が表に出るような活動をすることで企業価値や付加価値を向上させたいと思いました。
福岡には野球やサッカーやバスケットなどのスポーツチームがありますので、そういった地元チームのスポンサーとなり認知度を上げていきたいという思いが漠然とありました。 その際、ホークスの営業さんから連絡が入り、まさか、ホークスさんから話を聞いてくださいっていうことがあるなんて、夢にも思ってなく、とても嬉しいオファーでした。
福岡に拠点を置く弊社としても地元のチームを応援するのは良い取り組みと思いますし、12球団の中でもトップクラスで人気のあるホークスさんと組ませてもらうことは個人的にも嬉しく、代表にすぐに連絡を入れました。
認知度向上に向けてコンコースでの広告出稿を含めて、金額や掲出場所の異なる広告商材をご提案いただきましたが、一番インパクトがあるバックネットLEDへの広告掲出の提案が刺さりました。
右バッターでも左バッターでも、打席に立つと必ず抜かれるところだったので、これじゃないかなと。球場の来場者やテレビ中継を見ている人、夜のダイジェスト版のニュース番組を見ている人にも訴求できる点がポイントでした。打席に立ってファールでもいいんですよ、広告が映るので。ニュース番組に映るかは運ですけどね(笑)。
代表の長谷もインパクトがある広告商材の方が納得してくれると思い選択しました。弊社の認知度向上に向けた取り組みとして、この広告商材に出会えたことが、スポンサー契約の決め手になったと感じています。
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バックネットLED
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スポンサー活動として、2023年より2シーズン連続でバックネットLEDに広告を掲出しています。中継を見られた方から声をかけていただけたりするので、非常に認知度向上につながっていると実感しています。県外にお住まいの方からの問い合わせもあるなど、影響の大きさを感じています。
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三陽という名前の会社は全国にいくつかありますから、 掲出する広告にはあえて魚屋と入れることで差別化を図り、あわせてアジフライを製造している会社であることも周知しています。広告にはキャラクターを入れたり、背景色にはホークスカラーの黄色を使用し目立つよう工夫しています。
弊社の営業担当者が営業に行くと、「広告出ていますね」と会話がスムーズにスタートするので、 お客さんとのコミュニケーションの取りやすさにつながっています。
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バックネットLEDへの広告の掲出は従業員同士でも話題になります。優越感じゃないですけど、お父さんお母さんの仕事はこんなんだよっていうのを子どもに見せることができてよかったなっていう話は聞いています。 社名の認知度向上を通じて、従業員のモチベーションアップにもつながっています。
ホークスとのタイアップ商品「鷹のアジフライ」
弊社がアジフライを製造していることと、広告を掲出させてもらっていることもあり、みずほPayPayドームでアジフライを販売したいと思っていました。
「鷹のアジフライ」については、弊社のアジフライ製造工場が長崎県松浦市にあることと、ホークスさんが2009年に長崎県松浦市と「松浦市・福岡ソフトバンクホークス総合交流宣言」を締結していた縁に加え、長崎県松浦市・鷹島が約750年前の蒙古襲来を追い払ったとされる伝説「元寇の神風」の舞台であったことから、その伝説にあやかりホークスに勝利の神風を呼ぶ新・名物グルメ「鷹のアジフライ」としてタイアップ商品を販売することになりました。
ホークスの担当者さんを含め皆さんが形にしていただき、すごく嬉しかったですし、これでもかっていうぐらいみずほPayPayドームでPRしていただけて、スポンサーになって良かったと感じています。
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繰り返しになりますが、ホークスさんとタイアップすることで、商品や社名の認知度向上、それに伴う営業のしやすさなど企業価値の向上につながっていると感じています。
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みずほPayPayドームの来場者に対し、弊社が製造するアジフライを食べてもらう機会を創出できています。
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魚を食べる機会が減っている中、みずほPayPayドームで気軽に魚を食べられるアジフライを提供することで、魚食文化の発展に貢献しています。
弊社としては、企業活動において海の恵みを届けてくれる長崎が1番重要な地域ではありますので、ホークスさんの九州を元気にする活動ファイト!九州(長崎)へのご協賛を通じて、地域振興のお手伝いをさせていただいています。地域振興という側面もありますが、当社を知ってもらうきっかけにもなっています。
長崎の試合でも広告を掲出していますが「広告出ていたね」とお話をいただきますし、イベント協賛を通じて認知向上に貢献できていると思います。
弊社が長崎で広く知られると、地元の雇用にもつながると思っています。当社を選んでもらう選択肢が出てきたらいいなと。これは雇用だけじゃなくて、商品を販売するにあたっても、営業活動をする人にとってもプラスに働けばいいなと思います。
また、今年はみずほPayPayドームの新名物「鷹のアジフライ」を地元の長崎の方にも手に取ってもらう機会も創出できました。長崎の方にとってはわざわざ福岡に来ないと食べられないグルメなので実現できてよかったと思っています。
実は今、ホークスさんのスポンサーであることを大々的にPRできてないんですよ。新店のオープンが重なって準備などが色々あって。人的リソースがないっていうだけなんですけど。現状は弊社のホームページにホークスさんのキャラクターを少し掲載しているぐらいです。
他社では優勝キャンペーンなどで自社の商品にホークスさんのロゴやキャラクターを入れたりしながら販促活動をしているみたいですけど、うちは全然できてなくて。
今年はこの辺りを強化していきたいなと思っています。そういったところでも、スポンサーシップの活用方法について、お知恵を貸していただければ非常にありがたいなと思っています。来年は、さらにホークスさんとの取り組みにもっとアクセル踏んでいきたいですし、来シーズンもすごく期待しています。
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