プロ野球チームのスポンサーになりたい! 効果を得るスポンサーシップを選ぶ3つのポイント
プロ野球の試合では、球場内や選手のユニフォームなど、あらゆる場所にスポンサーの広告が掲載されています。
プロ野球チームのスポンサーになることで、メディアへの露出が増えてマーケティング活動に役立つと考えられます。また、スポンサーになると通常の広告にはない野球チームならではの権益を得られることも期待できます。プロ野球チームのスポンサーになりたいと考えている企業担当者のなかには「どのような方法でスポンサーになれるのか」「スポンサーになる球団をどのように選ぶのか」と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、プロ野球チームのスポンサーになる方法や契約によって得られる権益、球団を検討する際のポイントについて解説します。
なお、スポンサーシップの仕組みや期待できる効果については、こちらの記事をご確認ください。
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プロ野球チームのスポンサーになる方法
プロ野球の各球団では、試合や球場でのフード、各種イベントなどにおけるスポンサーを募集しています。球団によってスポンサーシップの内容は異なりますが、契約を結ぶ方法の一例をご紹介します。
▼プロ野球チームのスポンサーになる方法
- 球団のスポンサーシップに関するWebサイトから問い合わせを行う
- スポンサーシップの契約内容や権利内容(権益)を選定する
- 球団や専門家とともにスポンサーシップ契約書を作成する
- スポンサーシップ先の球団に契約料を支払い、契約を締結する
企業が野球チームへの金銭的または物資的な支援を行うことで、そのリターンとして球団から事業活動に役立つさまざまな権益を獲得できるようになります。なお、NPB(日本野球機構)の球団だけでなく、独立リーグの球団や社会人野球チームでもスポンサーを募集していることがあります。
球団によるスポンサーへの権益
スポンサーに対して提供される権益は、球団によって内容が異なります。福岡ソフトバンクホークスでは、球場内への広告に加えて、総合エンタメ企業の強みを生かしたユニークな権益を展開しています。
▼福岡ソフトバンクホークスの権益例
- 球場内の固定広告・バーチャル広告
- 選手着用ユニフォームへの企業名・ロゴの掲載
- 各種イベントへの協賛
- 球場や球場内ゲートなどの命名権付与
- コラボグッズのライセンス付与
- プレミアムシートやVIPルームによる観戦チケットの贈呈
- 始球式や選手への花束贈呈権
- ホークスOBの内定式イベントへの参加 など
豊富なスポンサーシップの権益を用意しているため、企業の経営課題に応じてプランをお選びいただけます。
詳しくは、こちらをご確認ください。
野球チームのスポンサーになることで期待できる効果
野球チームのスポンサーになると、さまざまな効果が期待できます。
▼野球チームのスポンサーになることで期待できる効果
- ブランド認知の向上
- 自社商材の販売促進
- 従業員満足度の向上
- 取引先との関係性の強化
- 地元地域への貢献 など
球場内や選手着用のユニフォームに広告を打ち出すと、観戦に来たファンとメディアの視聴者に対して企業名またはブランド名を広く発信することが可能です。これにより、認知の拡大やブランディングにつながります。
野球チームへの支援を通してファンからの好感や信頼を得やすくなるため、企業イメージの向上も期待できます。野球と関連づけて宣伝活動をすると自社商材への愛着が醸成されて、購買意欲の向上によって売上につながる可能性も期待できます。また、試合の観戦や選手への花束贈呈などの権益を福利厚生として導入することで、野球が好きな従業員の満足度向上に貢献します。特別席やVIPルームでの観戦権は、取引先との営業活動にも活用することが可能です。さらに、地元で活躍する野球チームのスポンサーになり、住民向けのイベントなどを協同で実施すると、地域への貢献にも結びつくと考えられます。
なお、スポンサーシップの成功事例についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
野球のスポンサーシップを選ぶ際のポイント
野球のスポンサーシップを検討する際は、自社のターゲット層や目的に合わせて球団とプランを選ぶ必要があります。
①試合の動員数や視聴者数を確認する
スポンサーになる球団を選ぶ際は、試合の動員数や視聴率を確認しておくことが重要です。
試合の動員数や視聴者数が多いほど、リーチできるファンの数と機会が増えて、効率的な宣伝活動を行えます。また、SNSは球団のファンと企業がつながる接点となる可能性があるため、SNSの登録者数も併せて確認することがポイントです。
福岡ソフトバンクホークスにおける公式戦の動員数は、パ・リーグ内で1位となっており、地上波での放送数は112本と12球団のなかでも1位を獲得しています。
▼福岡ソフトバンクホークスにおける試合動員数・視聴率・SNSのフォロワー数
項目 |
レポート結果 |
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試合動員数 |
公式戦動員数 |
2,535,061人 |
PayPayドーム動員数 |
3,507,434人(※1)
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視聴率 |
公式戦の平均視聴率 |
11.1% |
最高視聴率 |
18.5% |
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SNSのフォロワー数 |
X(旧Twitter)(※3)
|
1,160,395人 |
Instagram(※2)
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399,100人 |
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Tik Tok |
124,419人 |
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LINE友だち数 |
454,724人 |
※1…2022年11月~2023年9月
※2…Instagramの商標およびロゴは、Meta Platforms, Inc.の登録商標または商標です。
※3…X(旧Twiter)は、X corp.(旧Twitter,inc.)の商標または登録商標です。
※4…TikTokはByteDance Ltd.またはその関連会社の商標または登録商標です。
※5…LINEはLINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。
※6…試合動員数・視聴率は2023年度のデータです。
※7…SNSのフォロワー数は2023年10月末時点のデータです。
②自社のターゲット層にマッチした球団を選ぶ
各球団の人気は地域によって異なります。企業の商材やブランド名をアピールしたいターゲット層にリーチできる球団を選ぶことが重要です。
▼自社のターゲット層にマッチした球団を選ぶポイント
- 企業の本社がある地域と球団の本拠地が一致している
- 選手の地元地域と企業にかかわりがある
- 球団のイメージに対して企業または商品とのシナジーを感じられる
- 男性・女性の比率や年齢がターゲット層に合致している など
福岡ソフトバンクホークスは、九州全県で好きな球団1位に選ばれています。なかでも福岡県民については、約7割の人が福岡ソフトバンクホークスに関心があるとされており、スポンサーに対して前向きなイメージを持ってもらえると期待できます。
また、有料会員(福岡ソフトバンクホークス公式ファンクラブ「クラブホークス」、以下「クラブホークス」)の住居地比率を見ると福岡県が50.1%を占めています。
▼有料会員(クラブホークス)の住居地比率
※1…2023年度のデータです。
試合の動員数における男女比率は、男性が56.7%、女性が43.3%となっております。有料会員(クラブホークス)の年齢構成については、20~60代と幅広いことが特徴です。
▼有料会員(クラブホークス)の年齢構成
※1…2023年度のデータです。
男女問わず幅広い年齢層へリーチしたい企業では、ホークスのスポンサーシップをおすすめします。
③自社の目的に応じたプランを選ぶ
自社の経営課題を踏まえたうえで、スポンサーシップの目的に応じたプランを選ぶことがポイントです。球団によってはスポンサーシップに関するプランを複数用意していることがあります。
福岡ソフトバンクホークスでは、目的別に豊富なプランを用意しています。
▼福岡ソフトバンクホークスが提供するスポンサーシップのプラン例
目的 |
プラン例 |
ブランド認知・価値向上 |
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顧客との関係構築 |
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従業員満足度の向上 |
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販売促進の支援 |
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リクルート促進 |
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まとめ
この記事では、プロ野球チームのスポンサーになる方法について以下の内容を解説しました。
- 野球チームのスポンサーになる方法
- 球団によるスポンサーへの権益
- 野球チームのスポンサーになることで期待できる効果
- 野球のスポンサーシップを検討する際のポイント
野球チームのスポンサーになると、ブランド認知の向上や商材の販売促進、従業員満足度の向上などのさまざまな効果が期待できます。スポンサーシップによる効果を最大限に高めるには、自社の目的とターゲット層を明確にしたうえで、スポンサー先の球団やプランを選定することがポイントです。
『福岡ソフトバンクホークス』では、球場や選手着用ユニフォームへの広告掲載に加えて、試合の観戦権、コラボグッズの販売などのさまざまな権益を提供するスポンサーシップのプランを用意しています。貴社の課題に応じて、適したプランを提案いたします。
詳しくは、下記のリンクより資料をご覧ください。
▼企業のお悩みを解決できるスポーツスポンサーシップの5つのアイデア