協賛広告とは?スポーツやイベントの協賛による広告枠の種類と事例
企業が社名・商品名の宣伝に用いる広告施策の一つに“協賛広告”があります。スポーツやイベントに協賛することによって、運営事業者が有する施設・メディアなどに広告を掲載できます。
企業の販促部門や営業部門の担当者、広報やPR担当者のなかには「協賛広告はどのような仕組みなのか」「どのような広告枠に掲出できるのか」など気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、協賛広告の概要や活用によって期待できること、野球チームの協賛による広告の事例について福岡ソフトバンクホークスを例に挙げ解説します。
目次[非表示]
- 1.協賛広告とは
- 2.協賛広告の活用によって期待できること
- 3.野球チームへの協賛によって出稿できる広告の事例
- 3.1.①テレビ向け広告
- 3.2.②入場者向け広告
- 3.3.③選手ユニフォーム広告
- 4.まとめ
協賛広告とは
協賛広告とは、企業が特定の団体やイベントの主催者などに協賛して、その特典として付与された広告枠に出稿する広告のことです。
企業が特定の団体やイベントとスポンサーシップを締結して資金・リソースを提供することにより、協賛先が有するさまざまなメディア・施設で広告を掲載できます。協賛する企業は“スポンサー企業”とも呼ばれます。
▼協賛広告で使用するメディア例
- 看板やサイネージなどの広告物
- Webサイト
- SNS
- 販促物 など
協賛広告の活用によって期待できること
スポーツやイベントのスポンサー企業となって協賛広告を活用することにより、以下の効果が期待できます。
▼協賛広告で期待できること
- 社名・商材名の認知拡大を図れる
- 好感度の向上を図れる
- 社会的信頼の獲得に役立つ など
協賛広告を活用すると、スポーツの試合やイベントに関する広告物、Webサイト、販促物などに社名・商品名を掲載できます。来場者だけでなくさまざまなメディアに露出されることにより、認知の拡大を図れます。
また、人気のスポーツやイベントに対して協賛を通した支援を行うことで、そのファンからポジティブな印象が生まれやすくなり、企業の好感度が向上すると期待できます。地域の活性化や社会貢献につながる活動に協賛することは、社会的信頼の獲得にもつながります。
野球チームへの協賛によって出稿できる広告の事例
協賛広告の広告枠にはさまざまな種類がありますが、野球チームの協賛では幅広いメディアに広告を出稿することが可能です。
福岡ソフトバンクホークスでは、スポンサーシップを締結した企業さまを対象に多くの広告商材を用意しております。
①テレビ向け広告
テレビ向け広告は、野球の試合がテレビ中継される際に注目されやすい球場の看板やサイネージなどに出稿する広告です。球場の各所に社名・商品名やロゴなどを掲出することにより、テレビを通して幅広い視聴者に情報発信を行えます。
また、野球中継が動画配信サービスで配信される際に、スマートフォンやタブレットなどの画面上に広告を掲載することも可能です。
▼テレビ向け広告の種類
- バックネットのサイネージ広告
- ベンチ付近やカメラマン専用席、外野フェンスにある看板 など
②入場者向け広告
入場者向け広告は、野球の試合観戦に来た人や球場で行われるコンサート・イベントなどの来場者の目にとまりやすい場所に出稿する広告です。
球場やスタジアムに来場した大観衆に対して社名・商品名を露出することにより、大規模なプロモーションを行えます。
▼来場者向け広告の種類
- バックスクリーンに隣接したビジョン広告
- コンコースのLED看板
- 球場正面の大階段に掲出する広告 など
冠スポンサーにおける、施策についてはこちらをご覧ください。
③選手ユニフォーム広告
選手ユニフォーム広告は、野球チームの選手が試合中に着用するユニフォームに掲載する広告です。
選手の様子が球場内のビジョンまたはテレビ中継で映し出される際に、社名・商品名を見てもらいやすくなります。
また、選手を映した動画・写真がWebメディアや新聞、雑誌などで二次的に露出されることによって、不特定多数への宣伝にもつながります。例えば、TV番組やCM、広告物に選手がユニフォームを着用して出演することがあげられます。
▼選手ユニフォーム広告の掲載場所
- キャップ
- ヘルメット
- ユニフォームの袖部分
- ユニフォームの腰部分
なお、球場広告についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
まとめ
この記事では、協賛広告について以下の内容を解説しました。
- 協賛広告の種類
- 協賛広告の活用によって期待できること
- 野球チームへの協賛によって出稿できる広告の事例
スポーツやイベントに協賛してスポンサー企業となることにより、さまざまな施設・メディアで広告を掲出できるようになります。社名・商品名の認知拡大や好感度の向上を図れるほか、社会的信頼の獲得にもつながると期待できます。
協賛広告で利用できる広告枠はスポーツやイベントによって異なるほか、費用・プランなどにもさまざまな種類があるため、自社の目的と予算を踏まえて活用することが重要です。
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