シニアマーケティングの戦略を立てるポイント。接点の創出・拡大に効果的な手法とは
シニアマーケティングとは、シニア世代をターゲットにしたマーケティング戦略のことです。少子高齢化が進展するなかでシニア市場は拡大を続けており、マーケティングにおけるターゲット市場として注目されています。
企業の担当者のなかには、「シニアマーケティングのポイントが知りたい」「シニアマーケティングに効果的な手法はあるのか」などとお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、シニアマーケティングにおける戦略のポイントや効果的な手法、プロスポーツの活用について解説します。
>おすすめの関連記事はこちら
・メディアへの露出増加で得られる効果とは?効率的に接点を創出する5つの方法
・メセナ活動とは?社会・地域貢献につながる取り組み4選
目次[非表示]
シニアマーケティングの戦略を立てるポイント
シニアマーケティングの戦略を立てる際は、シニア世代の属性を分類してターゲット層を絞ったうえでペルソナを設定します。また、ターゲット層によってはオフラインだけでなくオンラインでの施策も重要となります。
①シニア世代の属性を分類する
シニア世代は、60代から80代以上に至るまで年齢層が幅広く、経済状況や健康状態もさまざまです。そのため、消費行動にも違いが生じます。
シニアマーケティングの施策を考える際は、シニア世代を属性ごとに分類して自社のターゲット層を絞ることがポイントです。
▼シニア世代の分類
分類 |
特徴 |
アクティブシニア |
|
ディフェンシブシニア |
|
ギャップシニア |
|
ケアシニア |
|
②ペルソナを設定する
ペルソナとは、自社商材における架空の顧客像のことです。ターゲットとするシニア世代の属性を踏まえたうえで詳細な顧客像を設定することで、興味関心の対象や価値観などを分析しやすくなります。ペルソナの設定は、ターゲットと接点を創出しやすい媒体や購買意欲を高める訴求方法などを検討するために有効な手法といえます。
▼ペルソナの設定項目
- 年齢
- 性別
- 居住地
- 家族構成
- 年収
- 生活スタイル
- 趣味・習慣
- 抱えている課題 など
③オンライン施策を活用する
シニアマーケティングにおいては、オフラインだけでなくオンラインの施策も活用することが重要です。シニア世代はインターネットをあまり利用しないイメージを持たれやすく、マーケティングにおいてもオフライン施策がメインにされやすいといえます。
しかし、消費者庁の『令和5年版消費者白書』によると、2022年の調査時点で、65から74歳の層ではインターネットを使用している割合が6割を超えています。
▼インターネットをどの程度利用しているか
画像引用元:消費者庁『令和5年版消費者白書』
そのため、特に自社のターゲットを74歳以下に定める場合には、オフラインの施策と併せてオンラインの施策も実施することが欠かせません。
出典:消費者庁『令和5年版消費者白書』
シニアマーケティングに効果的な手法
シニアマーケティングに効果的な手法としては、テレビCMの出稿や新聞広告の掲載のほか、メール広告の配信も挙げられます。
①テレビCMの出稿
テレビCMを出稿すると、シニア世代に効率的に訴求できます。総務省の『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』によると、シニア世代の60代ではほかの世代と比べてテレビの視聴時間が長くなっています。
▼休日における主なメディアの平均利用時間(全年代・年代別)
画像引用元:『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
テレビ番組の合間に放送されるCMを出稿することで、多くのシニア世代に情報を届けられます。また、静止画・テキストだけでは伝わりにくい広告内容を動画・音声を用いて訴求できるため、興味関心を持ってもらいやすく、記憶に残りやすくなると考えられます。
出典:総務省『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
②新聞広告の掲載
シニアマーケティングにおいては、新聞広告の掲載も有効な手段です。『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』によると、シニア世代の60代は情報を得る際に新聞を重視する割合がほかの世代よりも大きくなっています。
▼情報源としての重要度
画像引用元:『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
新聞広告の掲載によって、シニア世代に社名や商品名を認知してもらいやすくなると期待できます。また、新聞はシニア世代に関心があるとされる健康・趣味・保険・金融などの娯楽性・堅実性のあるテーマとの相性もよいと考えられます。
出典:総務省『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
③メール広告の配信
メール広告の配信はシニア世代に有効なマーケティング手法といえます。メール広告は、Webサイトの会員登録やメールマガジンの購読登録をしたユーザーに対して、メールで広告を配信する手法です。シニア世代の60代では、人とのコミュニケーションに使用するメディアとして、メールを利用する割合が多くなっています。
▼60代におけるコミュニケーション系メディアの比較
画像引用元:『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
メール広告はユーザー情報に基づいて継続的に広告を配信できるため、ターゲットとの長期的な関係構築にも活用できます。
出典:総務省『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
シニアマーケティングの新たな手法となる“プロスポーツ”の活用
シニアマーケティングに有効な新たな手法としてプロスポーツの活用が注目されています。プロスポーツチームのスポンサーとなることで、シニアマーケティングのさまざまな広告施策や販促活動を行えます。
なかでも野球は老若男女に人気があるスポーツです。スポーツ庁による2023年度の『スポーツの実施状況等に関する世論調査』によると、野球はテレビ・インターネットで観戦するスポーツとしてもっとも多く回答されており、テレビの視聴時間が長いシニア世代にも訴求しやすいコンテンツといえます。
▼1年間に観戦したスポーツの調査
画像引用元:スポーツ庁『令和5年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査(一般)』
また、テレビ中継だけでなく新聞やインターネット上での訴求にもつながりやすく、オンライン・オフラインの双方でシニア世代との接点を増やせます。
▼シニア世代と接点が多いメガネ店がプロスポーツを活用した事例
▼プロスポーツをシニアマーケティングに活用する効果
- テレビ中継を視聴するシニア世代にリーチしやすい
- 試合の様子が新聞やWebサイトに掲載されることによる二次宣伝効果が期待できる
出典:スポーツ庁『令和5年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査(一般)』
福岡ソフトバンクホークスにおけるスポンサーシップの強み
福岡ソフトバンクホークスでは、企業様のマーケティング活動に活用できるさまざまなスポンサーシップのメニューを用意しています。
クラブホークス(有料会員)とタカポイント(無料会員)の年齢構成をみると、中高年層やシニア世代も多くなっていることから、シニアマーケティングにおいても効果的に活用できます。
▼クラブホークス・タカポイントの年齢構成
スポンサーシップを活用した球場広告や各種メディアへの広告配信、タイアップ商品の販売などを行うことにより、シニア世代への効率的なアプローチが可能です。
なお、スポンサーシップのメニューはこちらをご確認ください。
まとめ
この記事では、シニアマーケティングについて以下の内容を解説しました。
- シニアマーケティングの戦略を立てるポイント
- シニアマーケティングに効果的な手法
- シニアマーケティングにおけるプロスポーツの活用
- 福岡ソフトバンクホークスにおけるスポンサーシップの強み
シニアマーケティングを行う際は、シニア世代をさらに細かく分類したり、ペルソナを設定したりしてターゲットを明確にすることが重要です。
また、シニアマーケティングでは、オフライン施策とオンライン施策を併用することが重要となります。テレビCMや新聞広告に加えて、メール広告の配信も行うことがポイントです。
さらに、シニアマーケティングの新たな手法として、プロスポーツの活用があります。シニア世代の目に触れやすいテレビ・新聞での訴求を行えるほか、インターネット上でも接点を創出できます。
『福岡ソフトバンクホークス』では、プロ野球チームのスポンサーを募集しています。販売促進やブランディングに活用できる多様な権益メニューを用意しているため、貴社の目的に合わせてご活用いただけます。
詳しくは、こちらの資料をご覧ください。