企業価値を向上させる社会貢献と人的投資の重要性。売上だけではない価値創造の方法とは
企業価値という言葉は、従来より財務的な文脈で使用されてきました。しかし、近年では企業による社会貢献や人的投資がステークホルダーから注目されるようになったことで、“非財務的”な企業価値も重要となっています。
企業の担当者のなかには、「非財務的な企業価値はどうして重要なのか」「社会貢献や人的投資を通じて企業価値を想像する方法が知りたい」などとお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、企業価値の概要や非財務的価値の重要性、社会貢献・人的投資による企業価値の創造方法について解説します。
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目次[非表示]
- 1.企業価値とは
- 2.企業価値として“非財務的価値”の重要性が高まっている
- 3.社会貢献や人的投資を通じて企業価値を創造する方法
- 3.1.従業員エンゲージメント
- 3.2.社会的責任の遂行能力
- 3.3.顧客ロイヤリティ
- 3.4.ブランドイメージ
- 4.まとめ
企業価値とは
企業価値とは、顧客・消費者・投資家・従業員などのステークホルダーから見た企業の総合的な経済価値のことです。
企業価値が高いほど、持続的な経営と中長期的な成長につながる可能性があるとみなされ、投資家を含む社会的な評価に直結します。そのため、経営の安定化や市場における競争優位性を確保するうえでも、企業価値を高めることが重要です。
企業価値を決定する要素は、大きく2つに分けられます。
▼企業価値を決定する要素
要素 |
具体例 |
財務的価値 |
|
非財務的価値 |
|
財務的価値では、業績やキャッシュフローなどの情報を基に健全かつ安定した経営を行えていることが重視されます。
一方で、非財務価値においては、企業と顧客・従業員との関係性や、企業活動による社会・環境への影響、持続可能性などが重要となります。
企業価値として“非財務的価値”の重要性が高まっている
かつて財務的な価値のみで評価されていた企業価値は、近年では非財務的な価値も含めて評価されるようになりました。
非財務的価値が評価されるようになった背景には、ESGの存在があります。ESGとは、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)を考慮した経営活動や投資活動のことです。世界における環境問題の顕在化、経営の不透明さの高まりなどに伴って、社会全体で重要視されるようになりました。
ESGにおいては、持続可能な開発目標の達成や、企業の社会的責任を果たす取り組みなどが評価されます。
そのため、企業価値の向上に取り組む際は、短期的な財務成果だけではなく、「社会や環境に対してどのような貢献ができるか」「人材への投資を通じて従業員エンゲージメントをいかに高められるか」などの非財務価値を含めて中長期的な戦略を立てることがカギとなっています。
社会貢献や人的投資を通じて企業価値を創造する方法
社会貢献や人的投資の活動によって企業価値を創造するには、自社で高めたい非財務価値の種類に合った方法を選択する必要があります。ここでは、非財務的価値の種類別に方法を解説します。
従業員エンゲージメント
従業員エンゲージメントを高めるには、福利厚生を充実させることが有効です。福利厚生で従業員のモチベーションを強化することで、従業員エンゲージメントが向上します。
福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップでは、プロ野球ならではの体験を提供しており、特別感のあるユニークな福利厚生として活用いただけます。
▼福利厚生に利用できるスポンサーシップのメニュー
- 年間指定席での試合観戦
- 始球式への参加
- 監督・選手への花束贈呈 など
なお、おすすめの福利厚生についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
社会的責任の遂行能力
社会的責任の遂行能力を示してステークホルダーに評価されるには、CSR活動を実施する方法があります。
CSR活動とは、企業が社会的責任を果たすために実施するさまざまな取り組みのことです。例として環境保護や教育支援、地域貢献などが挙げられます。
福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップでは、野球教室や中学硬式野球大会など、地域におけるスポーツ振興への協賛を通じて、青少年が健全に育つための環境づくりに貢献いただけます。
▼CSR活動に活用できるスポンサーシップのメニュー
- ベースボールキッズへの協賛
- ホークスカップへの協賛 など
▼ホークスカップの開催事例
なお、スポンサーシップを活用したCSR活動についてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
顧客ロイヤリティ
顧客ロイヤリティの向上を図るには、貴社のお客様との関係性を構築するための取り組みが重要です。関係性を構築する際は、お客様に対して特別な体験を提供することが必要となります。
福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップでは、VIPルームや貴社だけの特等席で試合観戦ができるメニューを提供しています。特別な体験を共有することで、関係性の構築につながります。
▼顧客との関係性構築に活用できるスポンサーシップのメニュー
- スーパーボックス(VIP室)の利用
- 年間指定席での野球観戦 など
▼福岡ソフトバンクホークスのVIPルームの例
なお、年間指定席の活用方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ブランドイメージ
ブランドイメージを向上させるには、ターゲットとの接点を創出することが欠かせません。自社や自社の商品・サービスについて露出を増やすことで、ターゲットに向けてブランドアイデンティティを訴求する機会が確保しやすくなります。
福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップでは、多彩な広告プランをご用意しています。福岡・九州圏において圧倒的な露出機会を提供可能です。
▼ターゲットとの接点創出に活用できるスポンサーシップのメニュー
- 看板広告
- ビジョン広告 など
▼ビジョン広告の例
なお、スポンサーシップを活用したブランディング戦略については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。
まとめ
この記事では、企業価値の向上について以下の内容を解説しました。
- 企業価値の概要
- 企業価値としての非財務的価値の重要性
- 社会貢献や人的投資を通じて企業価値を創造する方法
企業価値とは、ステークホルダーから見た企業の総合的な経済価値のことです。従来の財務的な企業価値に加えて、近年ではESGの観点から、非財務的な企業価値の重要性が増しています。
非財務的価値を創出するには、社会貢献や人的投資が欠かせません。福利厚生の充実やCSR活動、顧客との関係性構築、ターゲットとの接点創出など、さまざまな施策を実施することで、非財務的価値の創出につながります。
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