スポンサー契約でロゴを活用する方法。得られる効果やプロ野球での活用事例
スポンサー契約とは、企業が特定のスポーツやイベントなどに対して金銭・物資・サービス面での支援を行う契約です。スポンサー契約を締結した企業は、支援へのリターンとしてさまざまな権益を自社や自社商品の宣伝のために活用できるようになります。
ロゴの活用は、スポンサー契約によって得られる権益の一つです。この記事では、スポンサー契約によるロゴの活用について、方法や効果、事例を解説します。
>スポンサーシップを有効活用する資料のダウンロード【無料】はこちら
>おすすめの関連記事はこちら
・スポンサーシップとは?スポンサー契約を結んだ企業が期待できるマーケティング効果
・販売促進にはスポーツチームのロゴや選手肖像などの知的財産の活用が効果的? 活用方法と料金相場
目次[非表示]
スポンサー契約でロゴを活用する方法
企業がスポーツチームやイベントなどとスポンサー契約を交わすことで、ロゴの使用または掲出ができる権利を得られます。
ロゴは、企業名・商品名・ブランド名などを視覚的に伝える顔のような役割を持つため、認知拡大や販売促進のための施策に有効活用することが可能です。 スポンサー契約で得られるロゴに関する権利は、大きく2つに分けられます。
①スポーツチームやイベントのロゴを使用する権利
支援先となるスポーツチームやイベントのロゴを自社のために活用できる権利です。ロゴを自社の広告物や商品などに使用できる商標権と、ロゴを用いたグッズやタイアップ商品を制作・販売できる商品化権があります。
これらの権利は、スポーツチームやイベントを取り巻くファンの誘引力を強めたり、競合他社との差別化を図ったりする目的で用いられます。
なお、使用できるロゴには、公式ロゴのほかにチーム名のマーク、チーム旗、キャラクター、選手のニックネームなどが含まれます。
②自社のロゴを掲出する権利
スポンサーとなった自社のロゴを広告として、選手ユニフォームやスタジアムのビジョンなどに掲出して露出を行う権利です。社名のロゴだけでなく、自社商品のロゴも掲出できます。
自社のロゴをイベント会場やメディアなどのさまざまな場で露出することにより、宣伝による認知拡大を図る目的があります。
スポンサー契約でロゴを活用する効果
スポンサー契約で自社のロゴを掲出したり、スポーツチーム・イベントのロゴを商品に使用したりすることで、さまざまな効果が期待できます。
認知度の向上
自社のロゴをユニフォームやスタジアムに掲出することで、多くの人に社名や商品名、ブランド名などを知ってもらえるきっかけとなり、認知度の向上が期待できます。
例えば、プロ野球の場合、試合の観戦者やテレビ中継・インターネット配信の視聴者に対して、自社のロゴを広範囲に露出することが可能です。特に大規模な試合やイベントの場合には、一度に多くのリーチ獲得につながります。
好感度の向上
自社のロゴを広告として掲出することで、スポーツチームや地域イベントなどの文化活動・社会貢献活動を積極的に支援する企業として認知されます。
これにより、スポーツチーム・選手のファン、地域住民などから信頼を得やすくなり、好感度の向上につながると期待できます。
購買行動の促進
スポーツチームやイベントのロゴを商品に使用することで、商品・ブランドの付加価値が生まれて消費者の興味関心を惹きつけやすくなります。スポーツチーム・選手、イベントが持つイメージを取り入れられるため、購買行動を促進する効果が期待できます。
また、スポーツチーム・選手のファンは、スポンサー企業に対して好印象を持ちます。スポンサー企業のロゴを広く露出することで、ファンのポジティブな感情を醸成しておくと、購買意欲にもよい影響をもたらすと考えられます。
スポンサー契約によるロゴの効果的な活用事例
スポンサー契約に基づいてスポーツチーム・イベントのロゴを使用したり、自社のロゴを掲出したりすることで、宣伝・プロモーション活動やブランディングなどに活用することが可能です。福岡ソフトバンクホークスのスポンサー契約による事例とともに、ロゴの活用方法を紹介します。
>スポンサーシップを有効活用する資料のダウンロード【無料】はこちら
①自社商品パッケージへのスポーツチームのロゴ・キャラクターの掲載
商品パッケージにスポンサー先の公式ロゴやキャラクターを掲載すると、既存顧客層と異なる層に手に取ってもらうきっかけになります。
また、ファンへの訴求力を高められるため、自社商品を知らない人でもジャケット買いの効果が期待できます。
▼【事例】球団キャラクターとタイアップした食品
▼【事例】球団キャラクターとメッセージのロゴを記載したアルコール飲料品
②スポーツチームのロゴを使用した商品の販売
スポーツチームのロゴを使用したオリジナルグッズの販売により、スポンサー先のファンに対する認知の向上と販売促進が期待できます。
また、スポンサー先が持つイメージと自社ブランドを関連づけた訴求を行えるため、企業イメージの向上や新たな顧客層の獲得を狙えます。
▼【事例】球団・キャラクターのロゴをデザインした炭酸ボトル
▼【事例】球団ロゴと選手肖像を利用したノート
③選手ユニフォームへの企業ロゴの掲出
スポーツチームの選手ユニフォームに社名や商品名をデザインしたロゴを掲出する方法です。選手の様子がスタジアムのビジョンやテレビ中継で映されるたびに、自社のロゴを見てもらえるようになります。
また、試合後のニュースや新聞記事などで取り上げられる可能性もあります。ロゴが繰り返し目に入ることにより、社名や商品名を覚えてもらう効果が期待できます。
▼【事例】ユニフォームへの企業ロゴを掲出
▼【事例】キャップへの企業ロゴを掲出
④広告物へのチーム・キャラクターロゴの使用
看板やポスター、Web広告などにスポーツチームのロゴやキャラクターロゴを掲載する方法です。自社商品に関する宣伝やキャンペーンの告知などを行う際に、チームやキャラクターのロゴを掲載することで話題づくりや購買意欲の向上を後押しできます。
▼【事例】キャンペーン広告に球団キャラクターを使用
まとめ
この記事では、スポンサー契約におけるロゴの活用について以下の内容を解説しました。
- スポンサー契約でロゴを活用する方法
- スポンサー契約でロゴを活用する効果
- スポンサー契約によるロゴの効果的な活用事例
スポンサー契約に基づいてスポーツチームやイベントのロゴを使用したり、自社のロゴを掲出したりすることで、知名度の向上や好感度の向上、販売促進などの効果が期待できます。
さまざまな活用方法が考えられるため、スポンサー契約の目的や自社商材の特性などに合わせて選定することが重要です。
『福岡ソフトバンクホークス』では、スポンサー契約による多様な権益メニューを用意しており、経営課題やキャンペーンに合わせて活用できます。
詳しくは、下記のリンクより資料をご覧ください。