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ネーミングライツの契約にかかる金額・費用は? 施設の種類による料金相場の違い

ネーミングライツとは、施設やイベントの名称を命名できる権利のことです。施設やイベントの運営事業者とのネーミングライツ契約を締結することで、自社の社名や商品名などを施設・イベントの名称に冠することができます。一方で、ネーミングライツには契約金が必要です。

企業の担当者のなかには、「ネーミングライツを契約するにはいくらかかるのか」「料金相場が知りたい」などと気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ネーミングライツの目的や契約にかかる金額の相場、福岡ソフトバンクホークスのネーミングライツについて解説します。


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目次[非表示]

  1. 1.企業がネーミングライツを契約する目的
    1. 1.1.認知度の向上
    2. 1.2.ブランディング
  2. 2.ネーミングライツの契約にかかる金額
    1. 2.1.文化施設
    2. 2.2.交通施設
    3. 2.3.スポーツ施設
  3. 3.福岡ソフトバンクホークスのネーミングライツ
  4. 4.まとめ


企業がネーミングライツを契約する目的

企業がネーミングライツを契約する目的として、認知度の向上とブランディングの2つが挙げられます。


認知度の向上

ネーミングライツを契約 することで、当該施設・イベントが利用されたりメディアで取り上げられたりするたびに社名や商品名を露出できるようになります。

例えば、スポーツスタジアムの名称に社名・商品名を冠した場合、スポーツニュースなどでの呼称によって視聴者への認知拡大が期待できます。


ブランディング

地域で日常的に使用される施設に社名・商品名を冠することで、親しみが生まれてブランディングにつながります。

また、地域の施設にネーミングライツを通じて資金提供を行うことは社会貢献活動の側面を持ち、地域への貢献によるイメージの向上が期待できます。


なお、社会貢献活動についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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ネーミングライツの契約にかかる金額

ネーミングライツの契約にかかる金額の相場は、文化施設や交通施設、スポーツ施設など施設の種類によって異なります。


文化施設

図書館や美術館、文化ホール、広場、市民会館などの文化施設では、料金相場は年間で数十万〜数百万円程度です。ただし、収容数や設備などの規模が大きいホールの場合には数千万円に届く場合もあります。


▼文化施設におけるネーミングライツの例

地域

施設の種類

契約期間

年間の金額

千葉市

美術館

3年

324万円

広島市

広場

4年10月

648万円

北九州市

文化ホール

4年

687万円

【出典】
他の地方公共団体でのネーミングライツ導入の参考事例


交通施設

歩道橋やトンネル、バス乗り場など交通施設のネーミングライツを契約できる場合があります。歩道橋の料金相場は年間数十万円、バス乗り場や人道橋は年間数百万程度です。


▼交通施設におけるネーミングライツの例

地域

施設の種類

契約期間

年間の金額

大阪府   

歩道橋      

5年     

30万円     

兵庫県

トンネル

4~5年

15万円~

川崎市

バス乗り場・通路

5年

500万円~

【出典】
大阪市『歩道橋等ネーミングライツ事業パートナー企業募集
兵庫県『道路施設ネーミングライツパートナーについて
川崎市『ネーミングライツパートナー募集の取組について(川崎駅西口第1駅前広場等)

スポーツ施設

体育館やグラウンド、競技場、スタジアムなどのスポーツ施設については、施設の規模によって料金が大きく異なります。大型のスタジアムの場合は年間で数億に届くケースも見られます。


▼スポーツ施設におけるネーミングライツの例

地域

施設の種類

契約期間

年間の金額

千葉市  

サッカー公園

5年    

2,500万円  

調布市

サッカー球技場

5年

12億円

仙台市

総合競技場

3年

2億5000万円

【出典】
千葉市『千葉市蘇我スポーツ公園(フクダ電子アリーナ等)のネーミングライツ契約更新について
内閣府『ネーミングライツの具体例


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福岡ソフトバンクホークスのネーミングライツ

福岡ソフトバンクホークスでは、所有している各施設や座席、イベントなどにおいてネーミングライツを提供しています。


▼もつ鍋おおやま5ゲート(株式会社LAV)

ゲートネーミングライツでは、みずほPayPayドーム福岡の入り口への広告の掲示や床面への商材イメージの掲示などによって、ブランドの世界観を表現いただけます。


▼JALスカイビューシート(日本航空株式会社)

JALスカイビューシート(日本航空会社)

みずほPayPayドーム福岡の座席にもネーミングライツを実施できます。ネーミングライツを通じて、認知拡大やサービスのプロモーションを図ることも可能です。

JALスカイビューシート では、食事(ビュッフェ)付の座席にてJALの機内で提供されるコンソメスープを味わえるほか、モニターで最新CMを放映や機内誌を設置しています。


日本航空株式会社の導入事例はこちら

  日本航空株式会社 企業ブランドの価値向上や地域活性化に向けて、ご契約をいただいている大東建託株式会社様。選手が着用するキャップの右側面にロゴマークの掲出をしています。オフィシャルスポンサーとして取り組まれている施策の目的や効果についてお話を伺いました。 福岡ソフトバンクホークス株式会社



▼SANKYU ホームランテラス(山九株式会社)

SANKYU ホームランテラス(山九株式会社)

「SANKYU ホームランテラス」では、座席へのネーミングライツによる呼称と、フェンス横への社名掲出によって、認知度向上に貢献しています。

ホームランが出るとリプレイが放映されることが多く、テレビ中継やニュース番組を通じて、社名が露出しその効果を発揮しています。
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山九株式会社の導入事例はこちら

  山九株式会社 認知度向上と社会貢献の二軸で企業価値を高め、リクルート活動へとつなげるために、ご契約をいただいている山九株式会社様。ネーミングライツや野球を通じた地域貢献活動など、オフィシャルスポンサーとして取り組まれている施策の目的や効果についてお話を伺いました。 福岡ソフトバンクホークス株式会社



まとめ

この記事では、ネーミングライツの契約について以下の内容を解説しました。

  • 企業がネーミングライツを契約する目的
  • ネーミングライツの契約にかかる金額
  • 福岡ソフトバンクホークスのネーミングライツ

ネーミングライツを契約することで、認知度の向上やブランディングに活用できます。ネーミングライツの獲得にかかる金額は施設の種類によって異なり、それぞれの施設の規模にも左右されます。

福岡ソフトバンクホークス』では、スポンサーシップ契約による権益として、施設や球場内の入場ゲート、座席などのネーミングライツを提供しています。ほかにも球場広告やイベント協賛、始球式参加権などの多様なメニューを用意しているため、企業のPR、販促キャンペーンの告知などにご活用いただけます。


詳しくは、こちらの資料をご覧ください。


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