スポーツ×広告がマーケティングに有効な理由。企業が取り入れたい効果的な手法とは
マーケティングの分野で新たに注目されている手法に、野球やサッカー、バスケットボールなどのスポーツを活用した広告施策があります。
スポーツを取り入れた広告は、知名度の向上や商品のプロモーション、ブランディングなどに効果的な手法として、さまざまな企業で活用が期待されています。
この記事では、スポーツを活用した広告の概要やマーケティングに取り入れるメリット、効果的な広告手法、運用の注意点について解説します。
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目次[非表示]
- 1.スポーツを活用した広告とは
- 2.スポーツ×広告をマーケティングに取り入れるメリット
- 2.1.広告を受け入れてもらいやすい
- 2.2.商材の付加価値を高められる
- 2.3.企業イメージの向上を図ることができる
- 3.スポーツを活用した効果的な広告手法
- 3.1.①公式サイトやSNSでのタイアップ広告の配信
- 3.2.②球場やスタジアムでの広告掲出
- 3.3.③選手ユニフォームへの広告掲出
- 3.4.④ポスターやCMへの選手起用
- 3.5.⑤バーチャル広告の活用
- 4.まとめ
スポーツを活用した広告とは
スポーツを活用した広告とは、スポーツのチーム・選手・イベントと連携して、さまざまな媒体やコラボレーションを通じて自社をアピールする広告のことです。
チーム・選手のファンや試合の観戦者・視聴者をターゲットにして、広告を幅広く露出できます。これにより、社名や商品名の認知拡大、ブランドイメージの向上などを図ることが可能です。
街中や施設、インターネット上にあらゆる広告が表示される現代において、新たな視点から消費者とのタッチポイントを創出できる手法として注目されています。
スポーツ×広告をマーケティングに取り入れるメリット
スポーツ×広告は、スポーツが持つポジティブなイメージやチーム・選手の影響力を広告に取り入れられるため、マーケティングに効果的な施策といえます。
広告を受け入れてもらいやすい
スポーツには、健康・元気・楽しい・堅実といったポジティブなイメージがあるほか、人々に感動や興奮などの特別な体験をもたらす魅力があります。
スポーツと関連づけた広告は、消費者に抵抗感を与えにくくスムーズに受け入れてもらいやすいと考えられます。
商材の付加価値を高められる
地元住民・ファンから支持されるチーム・選手と連携して広告を出すことにより、親近感や好感を持ってもらいやすくなり、商材の付加価値が創出されます。
これにより、「好きな選手が起用されているから買ってみよう」「チームを応援してくれる企業に貢献しよう」といった感情が生まれて、購買行動を促進する効果が期待できます。
企業イメージの向上を図ることができる
スポンサー企業となってチーム・選手・イベントを支援することは、スポーツの振興を通じた地域活性化への貢献につながります。
スポーツを支える企業としてアピールすると、企業イメージが向上してファンや地元住民との信頼関係の構築に結びつき、ブランディングにもよい影響をもたらすと期待できます。
また近年では、ステークホルダーから企業におけるCSR(社会的責任)が重要視されています。スポンサーシップによる広告は、単なるマーケティングの手法にとどまらず、地域貢献を通じてCSRを果たすことにもつながります。
なお、スポーツを通じた地域活性化についてはこちらの記事で解説しています。
スポーツを活用した効果的な広告手法
広告効果を最大限に高めるには、ターゲットとのタッチポイントを効果的に増やせて、メディアへの露出機会が多い人気のスポーツ競技を選ぶ必要があります。
ここからは、スポーツを活用した広告手法について、福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップによって行える広告施策の事例とともに紹介します。
①公式サイトやSNSでのタイアップ広告の配信
チームやイベント主催者が運営するWebメディアと提携して、自社商材のタイアップ広告を掲載する手法です。
Webメディアの知名度を活用して広告を幅広いユーザーに露出できるほか、チーム・選手にPRしてもらうことで信頼や関心を得やすくなる効果が期待できます。
▼福岡ソフトバンクホークスの事例
球団公式のWebサイトでタイアップ広告を掲載することが可能です。
球団公式Webサイトの閲覧回数は年間1,900万となっており、多くのホークスファンに向けて効果的なアプローチを行えます。
②球場やスタジアムでの広告掲出
スポーツの試合が行われる球場・スタジアムにある看板やサイネージなどの広告枠に掲出する方法があります。大観衆がいる場所で社名や商品名、ロゴを掲出することで、一度に多くのタッチポイントを創出して認知の拡大を図れます。
また、テレビ中継や新聞で試合の様子が取り上げられることによる二次宣伝効果も期待できるため、現地にいる観客だけでなく幅広いメディアのユーザーにも広告を届けられます。
▼福岡ソフトバンクホークスの事例
みずほPayPayドーム福岡の球場内外にある広告枠で、社名や商品名、ロゴなどを掲出することが可能です。
▼大型ビジョン
▼バックネット
▼フェンス
▼入場ゲートLEDビジョン(2025年新登場)
大型ビジョンやバックネット、フェンスのほかにも、多種多様な場所でサイズ・形態の異なる広告を露出できます。詳しくは、こちらの記事で解説しています。
③選手ユニフォームへの広告掲出
スポーツ選手のユニフォームに社名やロゴを掲出する手法です。
球場の大型ビジョンやテレビ中継で選手が映し出されるたびに広告が目に触れるため、印象に残りやすくなる効果が期待できます。
また、テレビニュースや新聞、SNSなどのさまざまなメディアで活躍した選手が取り上げられることにより、広告の露出回数を増やすことが可能です。
▼福岡ソフトバンクホークスの事例
キャップ・袖・ヘルメットなどの目立つ位置に社名やロゴを掲出できます。
社名やロゴをユニフォームに掲出すると、選手の顔として観客やテレビ中継の視聴者、ファンに強く印象づけられます。
④ポスターやCMへの選手起用
企業のポスターやCMなどの広告物に選手を起用する手法です。
人気のあるスポーツチーム・選手を起用することで、ファンや地元住民からの親近感・好感を得やすくなり、自社に興味を持ってもらえるきっかけとなります。
▼福岡ソフトバンクホークスの事例
広告にホークスの選手肖像を活用できるメニューを用意しております。
ホークスは九州全県で好きな球団第1位に選ばれており、パ・リーグでのファン数がもっとも多いことから、九州エリアで野球好きの人たちに効果的なPRを行えます。
⑤バーチャル広告の活用
スポーツバーチャル広告は、試合の中継映像で実施には存在しない社名やロゴを画面に表示させる新しいデジタル広告です。
球場・スタジアムの中にある看板のように社名やロゴを表示できるため、テレビとインターネット中継の視聴者にも見やすく広告の露出を行えます。
また、実際の球場・スタジアム内に掲出する広告と比べて、自社のキャンペーンに合わせて柔軟かつタイムリーに広告を差し替えることも可能です。
▼福岡ソフトバンクホークスの事例
公式戦のインターネット中継映像にバーチャル広告を挿入して配信するサービスを提供しております。中継のメイン映像に貴社の広告が掲載され、九州だけでなく関東など他の地方の視聴者にも広告を目にする機会を広げることができます。
福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップについてはこちらの記事で解説しています。併せてご覧ください。
まとめ
この記事では、スポーツと広告について以下の内容を解説しました。
- スポーツを活用した広告とは
- スポーツ×広告をマーケティングに取り入れるメリット
- スポーツを活用した効果的な広告手法
スポーツを活用した広告は、スポーツが持つポジティブなイメージと、チーム・選手を応援するファンや地元住民を巻き込む力を取り入れられる効果的な施策です。
特にプロ野球は国民的なスポーツとしてファンが大勢いるほか、メディアへの露出機会も多いことから、幅広い世代に対して広告の露出を行えます。
『福岡ソフトバンクホークス』では、プロ野球チームのスポンサーを募集しています。球場やSNSでの広告掲出、選手肖像など、幅広い広告施策にご活用いただける権益メニューを用意しています。
詳しくは、こちらの資料をご覧ください。