販売促進に使える施策のアイデア6選。効率的に宣伝を行うには
市場にさまざまな商品があふれるなか、企業が安定した利益を得るには新規顧客やリピーターを増やして販売数を増やすことが必要です。
販売促進のためのアプローチを行うことで、ターゲット層の認知や購買意欲を向上させて購買行動を後押しできるようになります。
企業の販促部門や営業部門の担当者のなかには「自社商品を効率的に宣伝したい」「販売促進に利用できる施策のアイデアを探している」といった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、販売促進に利用できる施策を具体例やポイントとともに紹介します。新しいマーケティング戦略や商品のプロモーションのアイデアを探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.販売促進に使える施策のアイデア
- 1.1.①マスメディア広告・インターネット広告の出稿
- 1.2.②看板・デジタルサイネージの掲出
- 1.3.③SNSキャンペーンの実施
- 1.4.④タイアップの実施
- 1.5.⑤サンプルやノベルティの配布
- 1.6.⑥スポンサーシップの活用
- 2.まとめ
販売促進に使える施策のアイデア
自社商品の販売促進を図るには、ターゲット層と多くの接点を創出して、購買意欲を刺激することがカギとなります。
①マスメディア広告・インターネット広告の出稿
マスメディアやインターネットで広告を出稿する方法です。テレビや新聞などの不特定多数の人に露出できるマスメディア広告は、自社を知らない潜在層の認知拡大に有効といえます。
一方のインターネット広告は、Web上の行動・履歴情報を利用して出稿方法を検討できるため、自社のターゲット層や既に商品に対して興味があるユーザーを狙った訴求が可能です。
効率的に販売促進を行うには、複数の異なるメディアで広告を出稿してターゲット層との接点を増やすことがポイントです。
▼販売促進に活用できる広告の種類
広告の種別 |
媒体の種類 |
マスメディア広告 |
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インターネット広告 |
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なお、メディアへの露出を増やす効果についてはこちらの記事で解説しています。
②看板・デジタルサイネージの掲出
商業施設・店舗・公共交通機関・スタジアム・ホールなどに看板やデジタルサイネージを掲出する方法です。施設の来場者や通行人に対して一斉に情報発信を行えるため、効率的に認知の拡大を図れます。
自社のターゲット層と商材の特性に合わせて掲載枠を選ぶとともに、インパクトのあるデザイン、分かりやすさを意識したメッセージで訴求することがポイントです。
▼看板やデジタルサイネージの活用例
- 駅構内にあるデジタルサイネージで新商品のPR動画を配信する
- スタジアムのゲート横や通路などの看板で商品のメインビジュアルを示した画像を掲出する
- スタジアムの大型ビジョンに広告を掲出する など
ビジョン広告についてはこちらをご覧ください。
なお、サイネージ広告についてはこちらの記事で解説しています。
③SNSキャンペーンの実施
企業の公式SNSでユーザー参加型のキャンペーンを実施する方法です。SNSには、投稿内容をシェアして情報を拡散する機能があるため、話題性のあるキャンペーンを打つことで認知の拡大を図ることが可能です。
また、フォロワーを対象に商品の購入を条件とした景品の応募企画や割引特典の付与などを行うと、購買意欲の向上につながる効果が期待できます。
▼SNSキャンペーンの実施例
- リポストによる限定商品のプレゼント企画
- 商品に関する特定のハッシュタグをつけた投稿によるフォトコンテスト
- 企業公式SNSの友だち登録をしたユーザー限定の割引クーポン配布 など
④タイアップの実施
他社のロゴやキャラクターなどを使用したタイアップを実施する方法です。タイアップによって付加価値を創出することで、今まで自社商品に興味がなかった層や、他社のファン層との接点を増やせます。また、他社のブランドイメージを取り入れることで、話題性や信頼性の向上につながり、効率的に販売促進を行えます。
自社商材の特性や狙いたいターゲット層を踏まえて、タイアップする企業を選定することがポイントです。
▼タイアップの実施例
- スポーツチームのロゴを使用したタイアップ商品の販売
- 自社商品の購入によって他社の限定グッズが当たる懸賞企画の実施
- 有名人・著名人を招いたタイアップイベントの開催 など
なお、スポーツチームのロゴを使用したタイアップについてはこちらの記事で解説しています。
⑤サンプルやノベルティの配布
店頭やイベントなどで商品のサンプル、ノベルティを配布する方法です。商品のサンプルを配布すると、消費者が事前に品質や使用感を確認できるため、「購入してみたい」という意欲を刺激しやすくなります。
また、企業名やロゴが記載されたノベルティを配布すると、商品の宣伝を広く行えるほか、記憶に残りやすくなり後日の購入につながる可能性があります。
▼サンプルやノベルティを活用した販売促進の例
- ターゲット層が集まる施設やエリアでサンプルを配布する
- 自社商品の購入者に新商品のサンプルを配布する
- イベントの来場特典として限定のノベルティを配布する など
サンプリングについてはこちらをご覧ください。
⑥スポンサーシップの活用
スポーツの試合やイベントなどに協賛契約する方法です。企業が資金・リソースを提供して、イベント運営事業者やスポーツ団体を支援することで、さまざま場所で宣伝を行える権利を獲得できます。
福岡ソフトバンクホークスでは、野球チームのスポンサーシップ契約の権利として販売促進に役立つメニューを多数用意しています。
▼販売促進に活用できるメニューの例
- 球場広告の掲出
- 選手ユニフォームへの広告掲出
- 試合タイトルへの冠表記
- 観戦チケットのプレゼントキャンペーン
- 球団キャラクターやロゴを使用したタイアップ商品の開発
- みずほPayPayドーム福岡の入場者へのサンプル配布 など
なお、冠スポンサーや球場広告についてはこちらの記事をご確認ください。
スポンサーシップについてはこちら
まとめ
この記事では、販売促進に使えるアイデアについて以下の内容を解説しました。
- 広告の出稿
- 看板・デジタルサイネージの掲出
- SNSキャンペーンの実施
- タイアップの実施
- サンプルやノベルティの配布
- スポンサーシップの活用
販売促進の施策にはさまざまなアイデアがあります。商品の認知拡大や購買意欲の向上につなげるには、ターゲット層に促したい行動を明らかにしたうえで、効率よくアプローチできる方法を検討することがポイントです。
なかでも野球チームのスポンサーシップを活用すると、球場の来場者やファン層に向けて大規模な宣伝を行える機会を得られます。広告の掲出やコラボレーション企画などの販促活動に役立ちます。
『福岡ソフトバンクホークス』では、プロ野球のスポンサーを募集しています。販売促進に活用できる多様な権益メニューを用意しているため、貴社の目的に合わせてご活用いただけます。
詳しくは、こちらの資料をご覧ください。
企業のお悩みを解決できるスポーツスポンサーシップの5つのアイデア